2024年4月10日に、いなば食品の内定辞退者が続出したニュースが発表されましたね。
いなば食品の株価はかなり暴落したのでは?と思い、調べてみると「いなば食品」は非上場のため株価はありません。
いなば食品といえば、缶詰や「ちゅ~る」のCMで有名ですが上場廃止理由が気になりますね。
今回の記事では、「いなば食品」の上場廃止理由を5つにまとめてみましたので紹介します。
いなば食品は非上場
「いなば食品」1967年に創業され、缶詰めやレトルト食品などを製造・販売してきた有名企業です。
缶詰や、ちゅ~るのCMで有名のため上場していると思っていました!
引用元:いなば食品株式会社の企業情報 | FUMA(フーマ) (fumadata.com)
企業情報を見てみても、非上場と記載してあります。
いなば食品の上場廃止理由5選!同族経営で上場してないから株価はなし!
いなば食品の上場廃止理由を、5つにまとめてみました。
- 外部からの干渉を受けない
- 家族経営
- 経営環境が厳しい
- 買収されないから
- TOBによる上場廃止
では紹介します。
1、外部からの干渉を受けない
いなば食品の上場廃止理由1つ目は、「外部からの干渉を受けない」です。
上場すると、株主の意見に左右されてしまい自由な経営ができなくなります。
いなば食品、色々すごいなと思って調べたらやっぱり上場してなかった。
— むぎ茶(低速モード) (@apileofdoraemon) April 13, 2024
上場してないと自社がどう見られるかを意識しないから、労働者が雑な扱いを受けやすいし、普段から慣れてないからあんな変なプレスリリースを上げてしまうのでは…と思った、など。
いなば食品が提示した社員寮について、話題になっています。
プレスリリースの文面には、「由比のボロ家」という企業リリースとは思えないタイトル、意味が分かりにくい文書、謎の改行などでXでも注目されていますね。
外部の視線を気にしてないかもしれませんね。
2,家族経営
いなば食品の上場廃止理由2つ目は、「家族経営」です。
いなば食品のはじまりは、1805年の稲葉与吉・嘉助父子が静岡由比の地で海産物商として稼業を開始しました。
鰹節製造から始まったようですね。
その後、1995年に稲葉敦央社長・稲葉由蔵会長の新体制発足し現在に至ります。
200年以上、稲葉家で代々引き継がれてきたようですね。
いなば食品から学ぶ一族経営・家族経営企業のやばさ
— 🐈⬛@22卒 (@syafuuya) April 11, 2024
Xでは、いなば食品の家族経営のやばさについてのツイートがありましたね。
3,経営環境が厳しい
いなば食品の上場廃止理由3つ目は、「経営環境が厳しい」です。
現在は、年商1000億円を達成するほどの静岡県最大の食料加工工場ですが、経営環境が厳しい時期もありました。
いなば食品株式会社は2018年に延べ200人以上の従業員を解雇するなど、経営環境が苦しい状況だったようです。
非上場企業だと、財務状況を公開しなくても良いので現在の経営環境は不明です。
4,買収されないから
いなば食品の上場廃止理由4つ目は、「買収されないから」です。
上場企業になると、株式を複数で分割することになり買収される可能性が高まります。
いなば食品の主要株主は、株式会社いなばが100%保持しています。
他の企業が買収する心配はないですね。
5,TOBによる上場廃止
いなば食品の上場廃止理由5つ目は、「TOBによる上場廃止」です。
TOBとは…
- 企業が、他の企業の株式を公開市場外で直接株主から買い付ける手続きのこと
いなば食品は、主要子会社が多く存在します。
- リストいなばペットフード株式会社
- いなばデリカフーズ株式会社
- いなば食品ビジネスサービス株式会社
- 株式会社スマック
- ヤマガタ食品株式会社
- 焼津水産化学工業
いなば食品は今でもTOBを通じて、少数の株主で株式の集中をして経営の意思決定がスピーディーになるようです。
まとめ
今回の記事では、いなば食品の上場廃止理由5つをまとめてみました。
- 外部からの干渉を受けない
- 家族経営
- 経営環境が厳しい
- 買収されないから
- TOBによる上場廃止
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント